「一変量の分布」プラットフォームでは、ヒストグラム・箱ひげ図・要約統計量などを使って、1変数の分布を調べることができます。t検定、z検定、カイ2乗検定、同等性の検定などの仮説検定を実行できます。また、信頼区間・許容区間 予測区間を求めたり、工程能力指数を推定したりすることもできます。ここでの「一変量」という言葉は、2つ(二変量)または3つ以上(多変量)の変数ではなく、1つの変数だけが関与することを意味します。ただし、複数の変数についての一変量の分布を1つのレポート内に表示することもできます。各変数に対するレポートの内容は、カテゴリカル変数(名義変数または順序変数)か、連続変数かによって異なります。
「一変量の分布」レポートウィンドウは対話的に操作できます。ヒストグラムの棒をクリックすると、他のヒストグラムやデータテーブル内で、対応するデータが強調表示されます。
図3.1 「一変量の分布」プラットフォームの例