この例では、6変数のデータを対象に主成分分析を行います。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Solubility.jmp」を開きます。
2. [分析]>[多変量]>[主成分分析]を選択します。
3. 連続尺度の列をすべて選択し、[Y, 列]を選択します。
4. 分析対象のデータにおける変数は6つしかないので、「計算方式」から[縦長データ]を選択します。
5. 「分散推定」を[デフォルト]のままにして、[OK]をクリックします。
図4.2 「主成分分析: 相関係数行列から」レポート
レポートには、固有値と、各主成分によって説明される変動の割合を示す棒グラフが表示されます。この例では、第1主成分が、データ内の変動の約80%を説明しています。第2主成分と合わせると、この2つの主成分でデータ内のほとんどすべての変動を説明しています(95.5%)。また、主成分スコアのプロットと、主成分負荷量のプロットも表示されます。「主成分分析」レポートを参照してください。