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公開日: 09/19/2023

[その他のあてはめ]オプションの例

この例では、「二変量」プラットフォームで変数を変換し、回帰モデルをあてはめる方法を解説します。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「SAT.jmp」を開きます。

2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。

3. 「2004 言語」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。

4. 「2004 受験率(%)」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

6. 「二変量の関係」の赤い三角ボタンをクリックし、[その他のあてはめ]を選択します。「変換または制約を指定」ウィンドウが表示されます。このウィンドウの説明については、「その他のあてはめ」のウィンドウを参照してください。

7. 「Yの変換」で、[自然対数: log(y)]を選択します。

8. 「Xの変換」で、[平方根: sqrt(x)]を選択します。

図5.15 「変換または制約を指定」ウィンドウ 

「変換または制約を指定」ウィンドウ

9. [OK]をクリックします。

図5.16 その他のあてはめのレポートの例 

その他のあてはめのレポートの例

モデルはデータに良くあてはまっているようです。元のスケールでプロットを見ると、あてはめ線の近くにデータが分布しています。また、モデルのR2乗は0.84となっています。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).