この例では、「二変量」プラットフォームで変数を変換し、回帰モデルをあてはめる方法を解説します。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「SAT.jmp」を開きます。
2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。
3. 「2004 言語」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
4. 「2004 受験率(%)」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
6. 「二変量の関係」の赤い三角ボタンをクリックし、[その他のあてはめ]を選択します。「変換または制約を指定」ウィンドウが表示されます。このウィンドウの説明については、「その他のあてはめ」のウィンドウを参照してください。
7. 「Yの変換」で、[自然対数: log(y)]を選択します。
8. 「Xの変換」で、[平方根: sqrt(x)]を選択します。
図5.15 「変換または制約を指定」ウィンドウ
9. [OK]をクリックします。
図5.16 その他のあてはめのレポートの例
モデルはデータに良くあてはまっているようです。元のスケールでプロットを見ると、あてはめ線の近くにデータが分布しています。また、モデルのR2乗は0.84となっています。