「二変量」プラットフォームの[その他のあてはめ]オプションを使うと、変数を変換して回帰モデルをあてはめることができます。切片と傾きの制約を指定したり、指定した次数の多項式をあてはめたり、多項式の中心化をオンにすることも可能です。
[その他のあてはめ]オプションを選択すると、「変換または制約を指定」ウィンドウが開き、次のようなオプションが表示されます。
Yの変換、Xの変換
Y変数またはX変数の変換を指定します。変換の種類には、自然対数・平方根・2乗・逆数・指数があります。
次数
あてはめる多項式の次数を指定します。
多項式の中心化
多項式を中心化できます。中心化を行う場合はチェックを入れ、行わない場合はチェックを外します。多項式の中心化オプションを用いると、多重共線性の影響が軽減され、回帰係数の数値計算が安定します。
メモ: なお、X変数を変換した場合、多項式の中心化は行われません。
切片の制約
モデルの切片を指定の値に固定します。
傾きの制約
モデルの傾きを指定の値に固定します。
ヒント: 図にY = Xの直線を追加するには、[その他のあてはめ]選択し、「切片の制約: 0」と「傾きの制約: 1」を指定します。
[変換されたあてはめ]メニューのオプションについては、二変量の関係のオプションを参照してください。例として、[その他のあてはめ]オプションの例を参照してください。