この例では、「一変量の分布」レポートに許容区間を追加してみます。オゾン量の測定値の90%が含まれる区間を推定したいとしましょう。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Cities.jmp」を開きます。
2. [分析]>[一変量の分布]を選択します。
3. 「オゾン」を選択し、[Y, 列]をクリックします。
4. [OK]をクリックします。
5. 「オゾン」の赤い三角ボタンをクリックし、[許容区間]を選択します。
図3.21 「許容区間」ウィンドウ
6. デフォルトの値をそのまま使用し、[OK]をクリックします。
図3.22 「許容区間」レポートの例
この例では、「下限許容限界」と「上限許容限界」の結果から、95%の信頼水準で、「母集団の少なくとも90%が0.057035~0.236715の区間にある」と結論できます。