「多重対応分析」プラットフォームで、追加変数を使って、従業員の職種と好みの間に関係があるかどうかを調べてみましょう。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Employee Taste.jmp」を開きます。
2. [分析]>[多変量]>[多重対応分析]を選択します。
3. 「テレビ」・「映画」・「美術」・「レストラン」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
4. 「職種」を選択し、[Z, 追加変数]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
メモ: 「職種」は追加変数なので、計算には使用されず、計算が完了してからプロットに追加されます。
図7.6 追加変数を使った多重対応分析のレポート
プロットを見ると、R&D(研究開発)とS&M(営業およびマーケティング)のデータ点が近くにあることがわかります。このことから、従業員の職種によって嗜好は大して違っていないと解釈できます。言い換えると、従業員の職種は、嗜好に強い影響を与えているとは言えないようです。