ここでは、除外および非表示の標本が、管理図ビルダーでどのように取り扱われるかを説明します。
• デフォルトでは、除外されているサブグループは管理限界の計算からは除外されますが、管理図上には表示されます（ただし、淡色表示になります）。［除外されている領域を表示］オプションが選択されていない場合、除外されているサブグループの点は管理図上に表示されず、また、特殊原因のテストで欠測値として扱われ、計算に含まれません。
• 「非表示」行属性をもつデータは計算には含まれますが、管理図上には表示されません。
• ［除外されているサブグループのテスト］オプションが選択されている場合、非表示の行や除外された行も特殊原因のテストに含まれます。除外された行には特殊原因の番号が表示される場合がありますが、非表示の行には番号は表示されません。非表示の行の点は、特殊原因のテストで異常が検出された場合も管理図には表示されません。
• サブグループ内の一部の行だけを除外した場合（サブグループにおいて少なくとも1つは除外していない行がある場合）には、除外した行は、統計量や管理限界の計算から除外されます。
• 負の値および非整数値のチェックはデータ全体（除外した値も含む）に対して実行されます。
• ［除外されているサブグループのテスト］オプションが選択されている場合にのみ、すべてが除外されているサブグループもテストの計算に含まれます。