グラフビルダーの[計算式] は、関数、その逆関数、またはパラメトリック曲線のグラフを表示します。関数は、列の計算式で定義されます。
• y = f(x):
– 1つの引数を持つ関数を、その引数の値に対してプロットするには、計算式を含む列を「Y」ゾーンにドラッグし、引数の列を「X」ゾーンにドラッグします。
– 「応答軸」が[Y]に設定されていることを確認してください。
• y = f -1(x):
– 1つの引数を持つ関数の逆関数を1列の値に対してプロットするには、まず計算式を含む列を「X」ゾーンにドラッグします。次に、関心のある値を含む列を「Y」ゾーンにドラッグします。
– 「応答軸」を[X]に設定します。
• x = f(t)およびy = g(t): 2つの関数で定義されるパラメトリック曲線をプロットするには、1つの関数を「X」ゾーンにドラッグし、もう1つの関数を「Y」ゾーンにドラッグします。
メモ: [計算式]は関数の値をプロットするため、行が非表示で、かつ除外されていない場合でも、プロットに影響はありません。
図3.40 「計算式」オプション
変数
グラフ要素の変数の表示と非表示を切り替えたり、変数の表示順を変更したりします。
メモ: これらのオプションは、「グループX」、「グループY」、「段組」、「ページ」の各ゾーンの変数には適用されません。
チェックボックスの右に、その変数のゾーンと列名が表示されます。これらのチェックボックスでは、次のようなことができます。
– ゾーンの変数に対応する要素の表示と非表示を切り替える。
– 変数を「色」、「サイズ」、「地図シェープ」、または「度数」に指定したときの効果をオンまたはオフにする。
ヒント: 複数のグラフがある場合、各グラフの色やサイズに異なる変数を使用できます。2つ目の変数を「色」または「サイズ」ゾーンにドラッグし、その隅にドロップします。「変数」のオプションで、使用したい色やサイズの変数を選択し、各グラフに適用します。
ゾーン内に複数の変数がある場合は、矢印を使ってそれらの表示順を変更できます。変数名を強調表示し、矢印をクリックすると、その変数の位置が変わります。
変数オプションの詳細については、「面グラフと折れ線グラフの例」を参照してください。
応答軸
計算式を持つ変数の軸を指定します。