「変動性図」プラットフォームでは、[等分散性の検定]オプションをオンにすると、グループごとの分散を比較する検定が実行されます。分散の平均分析(ANOMV; ANalysisOf Means for Variances)に基づいて、どのグループの標準偏差が、全体における標準偏差(グループ分散の平均の平方根)と異なるかが検定されます。例として、等分散性の検定の例を参照してください。
この手法では、正規分布に従っていないデータに対しても頑健となるように、並べ替えのシミュレーションを用いて決定限界を求めます。この手法の詳細については、Wludyka and Sa(2004)を参照してください。シミュレーションが採用されているため、このオプションを使用するたびに決定限界が若干異なります。毎回同じ結果を得るには、起動ウィンドウで乱数シード値を指定します。
検定レポートの赤い三角ボタンをクリックすると、次のオプションがメニューに表示されます。
有意水準の設定
この検定のα水準を設定します。
要約レポートの表示
検定の要約レポートの表示/非表示を切り替えます。要約レポートには、プロット上と同じ値が表示されます。
表示オプション
決定限界、決定限界の陰影、中心線の表示/非表示を設定できます。また、垂線の表示、接続線の表示、または点のみの表示に使用できる点のオプションもあります。