JMPでの一般的な作業手順は、次の3ステップになります。
1. データをJMPに読み込みます。
2. プラットフォームを選択し、起動ウィンドウで必要事項をすべて指定します。
3. 結果を検討し、データから導き出された情報を確認します。
この作業手順については、JMPでの作業手順の理解で詳しく解説しています。
一般的には、JMPで作業する際は、まずグラフを使用して個々の変数を視覚化し、それらの変数間の関係を明らかにします。グラフを作成すると、こうした情報がわかりやすく示され、さらに検討すべき点が明らかになります。その上で、分析プラットフォームを使用して、問題をさらに検討し、解決策を見つけます。
• 「データの操作」では、データをJMPに読み込む方法を紹介します。
• 「データの視覚化」では、JMPに用意されている便利なグラフの一部を使用して、データを詳しく考察する方法を紹介します。
• 「データの分析」では、一部の分析プラットフォームの使用方法を紹介します。
• 「全体像」では、いくつかのプラットフォームにおける、分布、パターンの分析や、似通った値のグループ化の方法を示します。
各章では、例を挙げて説明します。この章の残りの節では、データテーブルと、JMPでの作業に関するごく基本的な操作について説明していきます。