予測プロファイルを解釈する際、次のような点に注意が必要です。
• 因子の重要度は、予測トレースの傾きによって、ある程度は評価できます。モデルに曲面項(2乗項など)がある場合は、トレースが曲線になる因子もあります。
• 因子の値を変更してもその因子の予測トレースは変化しませんが、他のすべての因子の予測トレースは変化します。応答変数(Y)の値を示す水平線は、Xの現在値を表す垂直線と予測トレースとの交点を必ず通ります。
メモ: モデルに交互作用または交差積がある場合は、他の項の値を変更すると、予測トレースの傾きと形が変わります。この変化は、交互作用効果の大きさを表します。交互作用効果がない場合は、トレースの高さが変わるだけで、傾きや形は変わりません。
図2.3 1つの因子を0から0.75に変更
特に、応答変数が複数あり、複雑な基準を使って最適化したい場合は、予測プロファイルが役に立ちます。
グラフの中をクリックするか、現在値の線を左右へドラッグすると、因子の値が変わります。応答変数の値が変化する様子は、グラフ内の水平線を見ているとわかります。軸をダブルクリックすると、軸の設定を変更するためのウィンドウが開きます。