Show Propertiesは、データテーブル、分析プラットフォーム、ディスプレイボックスなどのスクリプト可能なJMPオブジェクトに送ることのできるメッセージの一覧をログにテキスト形式で出力します。各メッセージの種類はそれぞれカテゴリ別に分類されており、括弧内に表示されます。メッセージの種類には以下のものがあります。
メッセージの種類 |
説明 |
例 |
---|---|---|
[アクション] |
JMPのGUIで利用できるオプションに対応している。 |
Redo Analysis [アクション] (Rerun this same analysis in a new window.The analysis will be different if the data has changed.) |
[アクションの選択] [選択肢] |
引数に指定する特定の選択肢をリストする。 |
Fit Polynomial [アクションの選択] {2, quadratic, 3, cubic, 4, quartic, 5, 6} Draw [選択肢] {Filled, Outlined, Filled and Outlined} |
[ブール] |
オプションのオンとオフを切り替える。通常、引数は1または0です。引数を指定しないでメッセージを送ると、そのたびに逆の状態に切り替わります。[デフォルトはオン]は、そのオプションがデフォルトでオンになっていることを示します。 |
Show Points [ブール] [デフォルトはオン] |
[サブテーブル] |
サブメニュー内のオプションを指す。親項目ではなくオプション自体を指定します。 |
Script [サブテーブル] Redo Analysis [アクション] (Rerun this same analysis in a new window.The analysis will be different if the data has changed.) Save Script to Datatable [アクション] (Return to the launcher for this analysis.) |
[新規エンティティ] |
ユーザーインターフェースに新しいウィンドウを開く。 |
Prediction Interval [新規エンティティ] (Prediction Interval to contain a single future observation or the mean of m future observations.) |
たとえば、次のJSLを実行してください。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
biv = Bivariate(Y( :"身長(インチ)"n ), X( :年齢 ) );
Show Properties( biv );
このbivオブジェクトがサポートするメッセージのタイプは、サブテーブル、ブール、アクション、およびアクションの選択です。選択肢と新規エンティティのタイプのメッセージはサポートされていません。