「二変量」プラットフォームを起動するには、[分析]>[二変量の関係]を選択します。「二変量の関係」の起動ウィンドウでは、4種類の分析が可能です。連続尺度のY変数と連続尺度のX変数を指定すると、「二変量」プラットフォームが開きます。
図5.3 「二変量の関係」起動ウィンドウ
「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。「二変量の関係」起動ウィンドウには、次のようなオプションがあります。
Y, 目的変数
分析したい目的変数(応答変数)。目的変数は従属変数とも呼ばれます。「二変量」の分析を行いたい場合は、連続尺度でなければなりません。
X, 説明変数
分析したい説明変数(予測変数)。説明変数は独立変数とも呼ばれます。「二変量」の分析を行いたい場合は、連続尺度でなければなりません。
ブロック
(二変量の分析には適用されません。)ブロック変数とする列。
重み
データテーブルの各行に対する重みを含んだ列。値が0より大きい行だけが分析に用いられます。
度数
分析において各データ行に度数を割り当てます。分析対象のデータが要約されたものであるときに役立ちます。
By
By変数の水準ごとに個別のレポートが作成されます。複数のBy変数を割り当てた場合、それらのBy変数の水準の組み合わせごとに個別のレポートが作成されます。