「モデルの比較」プラットフォームを起動するには、[分析]>[予測モデル]>[モデルの比較]を選択します。
図11.6 「モデルの比較」起動ウィンドウ
「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。
Y, 予測子
モデルの予測式や予測値を含む列です。計算式として予測式を含んでいる列、および、データ値として予測値を含んでいる列のいずれも使用できます。JMPのプラットフォームで作成される予測式や予測値の列には、「予測対象」または「応答確率」の列プロパティが割り当てられます。これらのプロパティのいずれかを持たない列を指定した場合、指定されたY列でどの列を予測したいのかを指定するよう促すダイアログが表示されます。
カテゴリカルな応答に対して予測を行うプラットフォームのほとんどで、k個の水準を持つ応答に対し、各水準の確率を予測するk個の列がデータテーブルに保存されます。それらk個の列すべてを[Y, 予測子]に指定する必要があります。k個の列を保存しないプラットフォームでは、応答水準の予測値を含む列を[Y, 予測子]に指定してください。
[Y, 予測子]に何も指定しなかった場合は、現在のデータテーブルの中で「予測対象」または「応答確率」の列プロパティを持つ予測式や予測値の列が使用されます。
グループ化
データをグループ分けする列。グループごとに、結果が計算されます。グループ化の列を選択しなかった場合で、かつ、すべての説明変数に対して同じ検証列が使用されている場合には、その検証列をグループ変数として追加するよう指示するメッセージが表示されます。
上記以外の役割のボタンは、JMPプラットフォームに共通のものです。『JMPの使用法』の選択した列に役割を割り当てるボタンを参照してください。