「ナビ付きDOE」の「モデル」タブでモデルを指定します。事前の知識に基づいて重要度が高い因子や交互作用を予想し、モデルを選択します。モデルは、次の4種類の中から選びます。
主効果
このモデルとして、複数の因子の1次式を仮定します。最も単純なモデルです。
主効果だけ(2因子間交互作用と独立)
モデル自体としては、複数の因子の1次式を仮定します。つまり、主効果だけのモデルを仮定します。しかし、その際、主効果の推定値が交互作用効果によってバイアス(偏り)をなるべく受けないような計画を作成します。
主効果とすべての2因子間交互作用
モデルとして、主効果と2因子間交互作用をすべて含んだモデルを仮定します。
応答曲面計画
モデルとして、複数の因子の2次式を仮定します。つまり、応答に対して2乗の曲面的な効果を持つモデルを仮定します。このモデルには、主効果・2因子間交互作用・2乗項が含まれます。応答曲面計画は、工程の設定を最適化するのに適しています。
メモ: 「自分で細かく設定」モードでは、「カスタム計画」プラットフォームと同じようにモデルを細かく設定することができます。例については、モデルを参照してください。
デフォルトの「実験回数」は、経済性と推定精度の間でバランスを取った回数です。実験回数が多いとコストがかかりますが、実験回数が少ないと推定精度が悪くなります。「実験回数」は、必要に応じて変更できます。入力した実験回数が必要最小限の回数を下回る場合、回数が自動的に修正されます。