「カスタムプロファイル」レポートには、予測式を最適化するためのさまざまな基準を指定できる「最適化」セクションが含まれています。
図7.7 最適化の設定パネル
予測式
最適化の対象となる式です。応答変数が1つの場合は、その列の名前が表示されます。応答変数が複数ある場合は、満足度関数の合計が表示されます。目的式は、編集できます。
目的関数
目的関数の現在の値です。応答変数が1つの場合、応答の予測値が目的関数に使われます。応答変数が複数ある場合、満足度関数が目的関数に使われます。満足度関数の詳細については、満足度プロファイルと最適化を参照してください。
トリップ
アルゴリズム全体において、ランダムに初期値を設定する処理を何回行うかです。各トリップにおける初期値は、毎回異なります。異なった初期値によって最適化を何回も行うことにより、局所解への収束が軽減されます。
最大循環数
1回のトリップにおいて、全因子を循環する回数の最大値です1回の循環における処理では、1つの因子ごとに行う最適化がすべての因子に対して行われます。
最大反復回数
各トリップ内での複数回数の循環が収束した後の追加の最適化において、反復する回数の最大値です。
収束限界
最適化アルゴリズムの反復計算における収束基準の上限値です。「収束基準」の値がこの値より小さくなった時点で、反復計算を終了します。
収束基準
最適化アルゴリズムにおける収束基準の値が表示されます。
最大化
目的関数を最大化するか、または最小化するかを選択できます。
最適化
最適化アルゴリズムを開始します。