タグチ計画では、因子を制御因子と誤差因子という2種類に分けて考えます。
• 制御因子に対しては内側配置計画が作成されます。
• 誤差因子に対しては外側配置計画が作成されます。
全体の実験は、外側配置の実験と内側配置の実験のすべての組み合わせです。実験においては、誤差因子も制御する必要があります。内側配置の設定ごとに,誤差因子のすべての設定における平均と標準偏差を求め,またSN比(signal-to-noise ratio)を求めます。Table 15.1は、SN比の一覧です。
目標 |
SN比の式 |
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目標値に合わせる場合(望目特性の場合) |
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大きい方が良い場合(望大特性の場合) |
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小さい方が良い場合(望小特性の場合) |