データフィルタに列を追加すると、赤い三角ボタンが表示されます。赤い三角ボタンのメニューオプションは、変数の種類によって一部異なる場合があります。
どの種類の変数の赤い三角ボタンのメニューにも、次の汎用的なオプションが表示されます。
選択をクリア
当該の変数に関して、値の選択をすべて解除します。
選択の逆転
当該の変数に関して、選択されている値の選択を解除し、選択されていなかったすべての値を選択します。
尺度
列フィルタの尺度のサブメニューを表示します。デフォルトの列フィルタの種類は、その列の尺度に設定されています。フィルタの種類を変更するには、サブメニューで別の尺度を選択します。
連続尺度の変数の場合は、値がヒストグラムで表示されます。このヒストグラムには、最小値と最大値を表す縦の線があります。選択されている範囲を調整するには、これらの縦の線をクリックしてドラッグします。更新された範囲は青で強調表示されます。
以下のオプションは、連続尺度の変数でのみ使用できます。
欠測値を選択
欠測値を含む行を選択する。
最小値を含める
選択されている範囲の最小値を含めるかどうかを指定します。最小値を除外するように指定すると、ヒストグラム内の縦の実線が破線に変わります。
最大値を含める
選択されている範囲の最大値を含めるかどうかを指定します。最大値を除外するように指定すると、ヒストグラム内の縦の実線が破線に変わります。
ビンの数を設定
ヒストグラムのビンの数を設定します。
選択範囲のズーム
ヒストグラムに選択されている範囲だけを表示します。このメニュー項目は、選択すると[ズームのリセット]に変わります。[ズームのリセット]を選択すると、表示が元に戻ります。
名義尺度または順序尺度の変数の場合、値がブロック形式、リスト形式、またはメニュー形式で表示されます。水準数が少ない場合は、ブロック形式で表示されます。水準数が多い場合は、リスト形式、または、ドロップダウンメニュー形式で表示されます。ただし、こうしたデフォルトの設定は変更できます。
次のオプションは、名義尺度または順序尺度の変数の場合にだけ表示されます。
表示オプション
表示形式を変更します。次のいずれかのオプションを選択できます。
ブロック表示
各水準をブロック形式で表示します。
リスト表示
各水準をリスト形式で表示します。水準と一緒に、それぞれの度数も表示します。
単一カテゴリ表示
ドロップダウンメニュー形式で、1つの水準を表示します。水準と一緒に、それぞれの度数も表示します。
チェックボックス表示
各値の横にチェックボックスを表示します。この形式をデフォルト設定にするには、[ファイル]>[環境設定]>[データフィルタ]で[チェックボックス表示]をオンにします。
ラジオボタン表示
各値の横にラジオボタンを追加します。
度数順
値を度数の降順で並べ替えます。
検索
選択した列に対する検索文字列を入力できるテキストボックスが表示されます。Enterキーを押すと、検索が実行されます。
多重応答尺度または「多重応答」列プロパティを持つ変数に対しては以下のオプションを使用できます。
表示オプション
表示形式を変更します。次のいずれかのオプションを選択できます。
リスト表示
各水準をリスト形式で表示します。水準と一緒に、それぞれの度数も表示します。
単一カテゴリ表示
ドロップダウンメニュー形式で、1つの水準を表示します。水準と一緒に、それぞれの度数も表示します。
チェックボックス表示
各値の横にチェックボックスを表示します。この形式をデフォルト設定にするには、[ファイル]>[環境設定]>[データフィルタ]で[チェックボックス表示]をオンにします。
ラジオボタン表示
各値の横にラジオボタンを追加します。
いずれも含まない
チェックボックスをオンにした値のいずれにも一致しない値だけを含む行を選択します。
いずれかを含む
チェックボックスをオンにした値のいずれかに一致する値を含む行をすべて選択します。このオプションは、デフォルトで選択されています。
すべてを含む
チェックボックスをオンにした値をすべて含む行だけを選択します。
完全に一致する
チェックボックスをオンにした値だけを過不足なく含む行だけを選択します。
いずれかのみを含む
チェックボックスをオンにした値のいずれか、またはすべてを含み、チェックしていない値を含まない行だけを選択します。
一致する最小数
チェックボックスをオンにした値のうち、少なくともn個を含む行選択します。
一致する最大数
チェックボックスをオンにした値のうち、最大n個までを含む行を選択します。
一致する個数
チェックボックスをオンにした値のうち、n~m個を含む行選択します。
検索
選択した列に対する検索文字列を入力できるテキストボックスが表示されます。Enterキーを押すと、検索が実行されます。
メモ: 「多重応答」プロパティの詳細については、多重応答を参照してください。
非構造化テキスト尺度の変数の場合は、以下のオプションを使用できます。
大文字と小文字を区別
このチェックボックスをオンにすると、フィルタテキスト編集ボックスに入力した単語または語句に基づくフィルタは、大文字と小文字を区別するようになります。
正規表現
フィルタテキスト編集ボックスに入力した文字列が、リテラル文字列ではなく、正規表現であると仮定されます。
表示オプション
表示形式を変更します。次のいずれかのオプションを選択できます。
リスト表示
各単語または語句をリスト形式で表示します。その後に、それぞれの度数も表示します。
単一カテゴリ表示
各単語または語句、およびその頻度をメニュー形式で表示します。
チェックボックス表示
各単語または語句の横にチェックボックスを表示します。この形式をデフォルト設定にするには、[ファイル]>[環境設定]>[データフィルタ]で[チェックボックス表示]をオンにします。
ラジオボタン表示
各単語または語句の横にラジオボタンを表示します。
欠測値の追加
テキストを含んでいないエントリのフィルタを追加します。
フィルタテキストのリストをクリア
フィルタテキストリストに追加された単語または語句をすべて削除します。
フィルタテキスト編集ボックスの表示
フィルタテキスト編集ボックスの表示と非表示を切り替えます。
度数順
単語または語句を度数の少ない順に並べます。
いずれも含まない
選択されたどの単語または語句にも一致しないテキストを含む行だけを選択します。
いずれかを含む
選択された単語または語句のいずれかに一致するテキストを含む行をすべて選択します。このオプションは、デフォルトで選択されています。
すべてを含む
選択された単語または語句をすべて含むテキストがある行だけを選択します。