JMPレポートテーブルの形式を変更するにはいくつかの方法があります。レポート表を右クリックすると、次のような表示形式のオプションが表示されます。
テーブルスタイル
表に枠線、濃淡および分割線を追加します。次のオプションから選択できます。
見出しの下線
見出しの下線の表示/非表示を切り替えます。
見出しの網掛け
見出しの網掛けの表示/非表示を切り替えます。
見出し列の境界線
見出しの列間に分割線を表示します。
列の境界線
列間の境界線の表示/非表示を切り替えます。
行の境界線
行間の境界線の表示/非表示を切り替えます。
行の濃淡表示
交互に濃淡を変えて行を表示します。
セルの網掛け
セルの網掛けの表示/非表示を切り替えます。[行の濃淡表示]が選択されている場合は、網掛けが1行おきになります。
メモ: 前述のオプションをJMP環境設定で変更することによって、すべてのレポートの形式を変更できます。Windowsの場合、「レポートテーブル」オプションは、[ファイル]>[環境設定]>[スタイル]にあります。macOSの場合、「レポートテーブル」オプションは、[JMP]>[環境設定]>[スタイル]にあります。
列
表の列を表示または非表示にします。
メモ: 「~バイアス」のようにチルド(~)で始まる列名は、空白の列を表します。そのため、名前の横にチェックをつけても、値は表示されません。
列の値で並べ替え
選択した列を基準に列を昇順または降順に並べ替えます。[数値の順序]を選択して、文字列型の列を数値順に並べ替えることもできます。その後は、その列を右クリックすると[数値の順序]オプションが表示されるようになります。[数値の順序]オプションで使用される並べ替えのルールの詳細については、数値の順序を参照してください。
データテーブルに出力
レポートの表から、JMPデータテーブルを作成します。テーブルスクリプトにより、レポートと、[データテーブルに出力]によって生成されるデータテーブルを再現できます。
連結したデータテーブルの作成
レポート上の選択された表と同じ種類の表を連結していき、1つのデータテーブルを作成します。このデータテーブルには、元のデータテーブルを示す列も含まれています。テーブルスクリプトにより、レポートと、[連結したデータテーブルの作成]によって生成されるデータテーブルを再現できます。
行列にする
レポートの表から、JMPスクリプト言語の行列を作成します。JMPレポート内の表を行列に変換を参照してください。
Where条件で選択
(カテゴリカルな列でのみ使用可能)選択した列または複雑な式を使用してwhere節を作成します。
プロパティの表示
レポート内のディスプレイボックスの表示形式を変更できます。
列の表示形式
テーブル内の列の数値形式を変更します。
列のコピー
右クリックした列の内容を、別のウィンドウやアプリケーションにコピーできるように、クリップボードにコピーします。
テーブルのコピー
右クリックしたテーブルを、別のウィンドウやアプリケーションにコピーできるように、クリップボードにコピーします。
シミュレーション
レポート内で選択されている統計量の列のシミュレーション結果を表示します。
ブートストラップ
サンプリングによって統計量の分布を推定します。『基本的な統計分析』のブートストラップを参照してください。