「応答」セクションでは、タグチ計画の応答を指定します。
図15.8 応答
「応答」セクションには、以下の列があります。
応答名
応答の名前(デフォルトは「Y」)。名前を変更するには、ダブルクリックして新しい名前を入力します。
目標・下側限界・上側限界
「目標」によって、SN比(Table 15.1)の望ましい形が決まります。[大きい方が良い](望大特性)・[目標値に合わせる](望目特性)・[小さい方が良い](望小特性)・[なし]のいずれかを選択します。計画を作成すると、選択した目標に従って、SN比の計算式がデータテーブルに保存されます。目標を変更するには、ダブルクリックして新しい目標を入力します。応答に限界がある場合は、上限と下限を指定します。
重要度
応答が複数ある場合は、指定した重要度の値を使って全体の満足度関数が計算されます。重要度は、応答の重みとして扱われます。タグチ配列では応答が1つしかないため、「重要度」の値はデフォルトで1に設定されます。「重要度」の値を設定する必要はありません。