「二変量」プラットフォームの[ロバスト]オプションは、ロバストな回帰モデルをあてはめます。ロバストな手法を使用すると、外れ値がモデルに与える影響が少なくなります。
「ロバストなあてはめ」と「Cauchyのあてはめ」のレポートは、次のような要約統計量を含む2つの表で構成されます。
σ
ばらつきを表すパラメータの推定値。これは、通常の回帰モデルにおける「誤差の標準偏差(RMSE)」に対応しています。
カイ2乗
モデルが応答変数の単なる平均より予測モデルとして優れているという仮説の検定統計量。
p値
「傾きが0である」に対するカイ2乗検定のp値。
対数価値
対数価値は、p値を変換したもので、-log10(p値)と定義されます。
パラメータ
モデルパラメータの名前。
ロバストな推定値
各項のパラメータ推定値。これらは、モデル係数の推定値です。
標準誤差
パラメータ推定値の標準誤差を推定した値。
[ロバストなあてはめ]メニューと[Cauchyのあてはめ]メニューのオプションについては、二変量の関係のオプションを参照してください。このオプションの例については、[ロバストなあてはめ]オプションの例を参照してください。