ストアドプロセスとは、接続先のSASサーバーに保存されているSAS DATAステップなどのSASコードのことです。JMPからそれらのSASコードを実行し、その結果を見ることができます。
メモ: SASインテグレーションの環境設定により、SASのエラーメッセージをJMPログまたは別のSASログウィンドウに出力させることができます。
ストアドプロセスを表示および実行するには、Metadata Serverに接続している必要があります。接続せずに、[ファイル]>[SAS]>[SASフォルダを参照]を選択した場合、「SAS Metadata Serverに接続する」ウィンドウが開きます。
ストアドプロセスを選択し実行するには
1. [ファイル]>[SAS]>[SASフォルダを参照]を選択します。
「SASフォルダを参照」ウィンドウが表示されます。
2. ストアドプロセスを参照して、実行したいプロセスを見つけます。
3. そのプロセスを選択し、[実行]をクリックします。
データはJMPデータテーブルとして開きます。
Windowsでは、ストアドプロセスを右クリックして[メタデータのパスをコピー]を選択することもできます。このオプションはパスをクリップボードにコピーします。次に、それをスクリプトウィンドウに貼り付けて、JSL演算子Meta Get Stored Process()のパラメータとして使用できます。『スクリプト構文リファレンス』のMeta Get Stored Process("path")を参照してください。
メモ: ストリーミング出力を選択した場合、SASストアドプロセスから返された結果に静的なグラフが表示されないことがあります。
デフォルトでは、ストアドプロセスによる結果をHTMLで表示しますが、JMPの「環境設定」の[SASインテグレーション]カテゴリで、HTML以外にRTFまたはPDFを選択できます。「環境設定」を表示するには、[ファイル]>[環境設定](Windows)または[JMP]>[環境設定](macOS)を選びます。