分析レポートウィンドウの一部をグラフィックとして保存できます。その場合、選択した部分は.png、.jpg、.gif、.eps、.emf、.pdf、.tiff、および.svgの形式で保存できます。macOSでは、.png、.jpg、.gif、.svg、.eps、.pdf、および.pptxの形式で保存できます。
選択した部分を保存するには、以下の手順で操作します。
1. 選択ツール()をクリックします。
2. 保存する範囲を強調表示します。
3. Windowsでは、[編集]>[選択部分を保存]を選びます。macOSでは、controlキーを押しながら[ファイル]>[選択部分を保存]を選択します。
「選択した内容に名前を付けて保存」ウィンドウが表示されます(macOSの場合は「保存」ウィンドウ)。
4. グラフィックのファイル名を入力します。
macOSでは、デフォルトの形式である.png以外の形式でファイルを保存する場合、ファイル拡張子を変更します。
メモ: [選択部分を保存]を使い、選択部分をPDFファイルに保存した場合、そのPDFファイルにはヘッダとフッタが含まれます。JMPスクリプト言語(JSL)を使用すると、WindowsとmacOSの両方でページレイアウトを制御することができます。『スクリプト構文リファレンス』のdb<<Save Picture(<path>, <format>)を参照してください。
5. オプションを変更します(Windows)。
– 選択範囲を保存するグラフィックファイルの形式を選びます。詳細については、レポートの保存を参照してください。
– 「イメージDPI設定」で値を選択します。サイズを大きくしたり、印刷するグラフィックの場合は、300以上の値を選択してください。
– 現在のセッションに対して選択したDPI設定を今後も使用する場合は、[常にこの設定を使用]をオンにします。
– 保存後、ファイルがデフォルトのグラフィックプログラムで開かれないようにするには、[保存した後にファイルを開く]の選択を解除します。
– 現在のセッションで選択したファイルの種類を次回以降も最初に選択しておく場合は、[次にこのウィンドウが表示された時、このフィルタを選択]をオンにします。
メモ: [次にこのウィンドウが表示された時、このフィルタを選択]オプションが表示されないときは、グラフィックファイルの保存先のフォルダを選択します。
6. [保存]をクリックします。
ヒント:
• デフォルトのDPI設定は、[Windowsのみ]の環境設定で96 DPIから300 DPIに変更できます。また、次のスクリプトを使用すると、デフォルトのDPIを別の値に設定できます。別の値を使用したい場合は、数値を変更し、スクリプトを実行します。
Pref( Save Image DPI( 600 ) );
• macOSの場合、デフォルトのDPI(72)を変更することはできません。
• ビットマップイメージを含むグラフまたはレポートを.svgファイルに書き出すと、そのイメージは.svgファイルに埋め込まれます。そのため、書き出した内容をより簡単に他のドキュメントで再使用できます。