JSLでは、データテーブルでの「仕様限界」列プロパティによって、または、各確率分布でのSpec Limitsオプションによって、仕様限界を設定できます。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Cities.jmp" );
dt << Distribution(
Column( :オゾン ),
Fit Distribution(
Weibull(
Spec Limits( LSL( 0.075 ), Target( 0.15 ), USL( 0.25 ) )
)
)
);
なお、Kシグマ正規確率を用いて仕様限界を設定するには、Set Spec Limits for KSigmaメッセージを使用します。メッセージの最初の引数はK Sigmaの値です。デフォルトでは、仕様限界は両側に設定されます。片側にするには、オプションのsided引数を使用します。下側仕様限界(LSL)だけを設定する場合はsided=1、上側仕様限界(USL)だけを設定する場合はsided=2を指定します。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Cities.jmp" );
obj = Distribution( Column( : 一酸化炭素 ) );
obj << Fit Distribution(
LogNormal( Set Spec Limits for KSigma( 3 ) )
);