最適な非線形計画を見つけるために使用される手法は、座標交換アルゴリズム(Meyer and Nachtsheim, 1995)に似ています。最適な非線形計画の作成方法について詳しくは、Gotwalt et al.(2009)を参照してください。アルゴリズムの概略は、次のとおりです。
• 非特異な計画が見つかるまで、開始点をランダムに生成します。
• 反復計算が行われます。1回の反復につき、すべての実験が確かめられていきます。
• 各実験において、1つの因子を最適化していきます。
• 目的関数はBayes流のD-最適化基準です。この基準は、事前分布に対して計算される、情報量行列の行列式の対数の、期待値です。
• 目的関数の変化量が小さくなった時点で、反復を終了します。