公開日: 09/19/2023

T管理図の統計的詳細

管理図ビルダーにおけるT管理図では、シグマ値の計算にWeibull分布が使用されます。形状パラメータと尺度パラメータの推定値はデータから計算され、それを基にWeibull分布のパーセント点が求められます。

メモ: 応答値がゼロのサブグループは、Weibull分布パラメータを推定する際にゼロの重みが与えられます。

次の数値を指定します。

p1 = normalDist(-K)(標準正規分布の-Kにおける累積確率)

p2 = 0.50(標準正規分布の0における累積確率)

p3 = normalDist(K)(標準正規分布の+Kにおける累積確率)

管理限界は、次式で計算されます。

LCL = Weibull Quantile (p1, b, a)

中心線 = Weibull Quantile (p2, b, a)

UCL = Weibull Quantile (p3, b, a)

ここで

bは、Weibull分布の形状パラメータ、aは尺度パラメータです。

Kは、シグマの乗数(デフォルトで3に設定)

Weibull分布の分位点関数(Weibull Quantile関数)の詳細については、[ヘルプ]>[スクリプトの索引]を参照してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).