「信頼性成長」プラットフォームでの変化点の検出は、次のように行われます。
• 故障が発生した時点を、データから昇順にピックアップし、それらの時点を境界値とした、互いに素な区間を構築します。
• 変化点ごとに、2フェーズの区分Weibull-NHPPモデルをあてはめていきます。1つの変化点によって分割された2つのフェーズが、両方とも、2件以上の故障イベントを含んでいれば、モデルの対数尤度、および、パラメータの最尤推定値が計算できます。
• 変化点で区切られた区間から、対数尤度を最大化します。
• それらの変化点のなかで、その対数尤度が最大になっているものが、大域的な変化点として選ばれます。
このような変化点の推定方法は、Guo et al.(2010)で説明されているグリッドベースのアプローチとは異なります。