「信頼性成長」プラットフォームでは、修理や再生できるシステムの故障を分析します。単一のシステムにおいて、設計などが改善されたことにより、信頼性がどのように変化するかを調べます。信頼性成長分析の目的は、システムを修理しながら設計を改良していったときに、平均故障間隔が長くなっているのを確かめることです。
「信頼性成長」プラットフォームは、Crow-AMSAAモデルをあてはめます。このモデルは、非同次Poisson過程モデルの1つで、強度関数がWeibull型の関数になっています。なお、「信頼性成長」プラットフォームでは、フェーズごとに、個別のCrow-AMSAAモデルをあてはめることもできます。また、複数のシステムにモデルをあてはめることもできます。
図11.1 フェーズが3つある信頼性成長モデルの例