「ステップワイズ」のタイトルバーにある赤い三角ボタンをクリックすると、次のようなオプションが表示されます。
K分割交差検証
(連続尺度の応答にのみ使用可能。)K分割交差検証によって変数選択を行います。このオプションを選択すると、停止ルールが[最大K分割R2乗]に切り替わります(「ステップワイズ回帰の設定」パネル)。検証については、ステップワイズ回帰の検証オプションを参照してください。
すべてのモデル
(連続尺度の応答にのみ使用可能。)指定された項数までのすべてのモデルがあてはめられ、項数ごとに最良のモデルが示されます。オプションを選択すると、1つのモデルに含める項の最大数を入力するウィンドウが開きます。このウィンドウで、表示する最良モデルの最大数も入力します。なお、カテゴリカルな変数は、ダミー変数に変換されてモデルに含められます。名義尺度や順序尺度の効果を含んだモデルを参照してください。強い親子関係(強い階層性)を満たしている効果のモデルだけをあてはめることもできます。[すべてのモデル]オプションを参照してください。
モデル平均化
(連続尺度の応答にのみ使用可能。)モデル平均化の手法を使用すると、最良のモデルを1つだけ選択するのではなく、複数のモデルの結果を平均化できます。[モデル平均化]オプションを参照してください。
規準履歴のプロット
AICcとBICをパラメータ数に対してプロットしたグラフが作成されます。「規準履歴」プロットには、陰影の付いたゾーンが2つあります。最小のAICc値をVbestとすると、緑色のゾーンは[Vbest, Vbest+4]の範囲です。黄色のゾーンは[Vbest+4, Vbest+10]の範囲です。
R2乗履歴のプロット
(連続尺度の応答にのみ使用可能。)学習R2乗および検証R2乗をパラメータ数に対してプロットしたグラフが作成されます。
履歴のクリア
ステップの履歴をクリアし、リセットします。
モデル作成時に検証列も指定
(「ステップワイズ」起動ウィンドウで「検証」列を指定した場合にのみ使用可能。)[モデルの作成]を選択したとき、「検証」列を「モデルの指定」ウィンドウに追加します。また、[モデルの実行]を選択したとき、「検証」列を考慮してモデルを実行します。
このオプションは、デフォルトでオンになっています。
モデルダイアログ
現在のモデルの起動ウィンドウを呼び出します。