JMPのテキストログは、あるJMPセッションの間に実行されたJSLスクリプトとその結果をテキストとして記録します。ログが開いている場合は、スクリプトの実行後、ログに出力が表示されます。網掛け表示されたテキストが実行されたスクリプトで、その下のテキストが出力です。ログをテキストモードにするには、[ファイル]>[環境設定]>[ログ]を選択し、「モード」で[テキスト]を選択します。
構文エラーと互換性エラーは、行番号、スクリプトファイルの名前、処理できなかったコードとともにログ内に出力されます。他にも、対話形式で行ったアクションの情報が出力される場合があります。
ヒント:
• 互換性に関する警告メッセージがログに出力されないようにするには、JMPの[一般]環境設定で[JMP 12でJSLの互換性に関する変更がある場合、ログに警告を表示]をオフにします。
• ログに記録するアクションを指定するには、[ファイル]>[環境設定]>[ログ]を選択し、[アクションの記録]で設定します。
スクリプトウィンドウ内にログを表示するには、ウィンドウ内を右クリックし、[ウィンドウ内にログを表示]を選択します。デフォルトでスクリプトウィンドウ内にログを表示するには、スクリプトエディタの環境設定で[スクリプトウィンドウ内にログを表示する]を選択します。このオプションを使えば、スクリプトを編集、実行し、変更の結果をすばやく確認してスクリプトの作成を継続することがより簡単になります。ウィンドウ内のログは、テキストモードで表示されます。テキストモードのログを参照してください。
スクリプトの索引のスクリプトウィンドウには、埋め込みのログが常に表示されますが、アプリケーションビルダーおよびデバッガには表示されません。
図4.10 スクリプトウィンドウ内に表示されたテキストログ