このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


図6.8 平均のひし形と標本サイズに比例したX軸の例
[標本サイズに比例したX軸]オプションが選択されているときは、X軸に沿った各グループの幅(ひし形の横幅)が、そのグループ(X変数の各水準)の標本サイズに比例します。そのため、幅の狭いひし形は縦長になる傾向があります。それは、標本サイズが小さいグループの信頼区間は広くなるためです。
グループ平均から上下に離れた位置に引かれている線はオーバーラップマークです。グループの標本サイズが等しい場合、オーバーラップマークを見ると、2つのグループ平均が所定の信頼水準において有意に異なるかどうかがわかります。オーバーラップマークは、グループ平均 ± で計算されます。標本サイズが等しいとき、あるひし形の両側のオーバーラップマークが2つとも、別のひし形のオーバラップマークを超えていない場合は、所定の信頼水準において2つのグループが異ならないことを意味します。
平均のひし形は、プラットフォームのメニューから[平均/ANOVA/プーリングしたt検定]または[平均/ANOVA]オプションを選択すると自動的に表示されますが、 赤い三角ボタンをクリックし、メニューから[表示オプション]>[平均のひし形]を選択すれば、いつでも表示/非表示を切り替えることができます。