この例では、「Analgesics.jmp」サンプルデータを使用します。33人の被験者が3種類の鎮痛剤(A、B、C)を服用し、 痛みの程度を数値で評価しています。A、B、およびCの平均値に有意差があるかどうかを調べてみましょう。
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[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Analgesics.jmp」を開きます。
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[分析]>[二変量の関係]を選びます。
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「痛みの程度」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
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「薬」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
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[OK]をクリックします。
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図6.2 一元配置分析の例
A薬のスコアが、他の薬と比べて全体的に低いことがわかります。なお、X軸の目盛りが等間隔ではありませんが、 これは、各薬ごとのデータの個数に目盛りの幅が比例しているためです。
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「薬による痛みの程度の一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、メニューから[平均/ANOVA]を選択します。
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メモ: X変数の水準が2つしかない場合は、[平均/ANOVA]オプションの代わりに[平均/ANOVA/プーリングしたt検定]が表示され、レポートウィンドウにはプーリングしたt検定のレポートも表示されます。
図6.3 [平均/ANOVA]オプションの例
第 “平均のひし形と標本サイズに比例したX軸”を参照してください。
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「分散分析」レポートには、分散分析(ANOVA; Analysis of Variance)の基本的な情報が表示されます。この例では「Prob>F」(p値)が0.0053です。これは、薬の平均には有意差がありそうだという、グラフからの直観的な判断が正しいことを裏付けています。
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