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図3.5 比較の結果を表すアルファベット文字のあるクロス表
グループ間に有意差がある場合、シェアが小さいほうのグループのアルファベット文字が、もう一方のグループのセルに表示されます。アルファベットが大文字となっている場合、小文字よりも有意性が高いことを示します。デフォルトでは、p値が0.05以下のときに大文字で、0.10以下のときに小文字で表示されます。比較の結果を表すアルファベット文字のあるクロス表における「B」は、生産国の割合における「スポーツ」と「ファミリー」との違いが、有意水準5%で有意になっていることを示しています。「ファミリー」の合計数(155)は、「スポーツ」の合計数(100)よりも多いため、「ファミリー」の行に「B」と表示されています。「スポーツ」行の「c」は、「スポーツ」と「ワーク」を比較した場合、生産国の割合には有意水準10%で有意差があることを示しています。「スポーツ」の応答数(100)は、「ワーク」の応答数(48)よりも多いため、この「c」は、「スポーツ」行に表示されます。
度数が小さい場合の警告も、比較のセルに表示されます。1つのアスタリスク(*)は、その水準に含まれる応答が100より少ないことを示し、2つのアスタリスク(**)は、30よりも少ないことを示します。比較の結果を表すアルファベット文字のあるクロス表では、「ワーク」行の合計数は48で、アスタリスクが1つ表示されています。有意水準や警告で使われる基準は、「カテゴリカル」プラットフォームの環境設定で変更できます。環境設定の変更についての詳細は、第 “環境設定の変更”を参照してください。