配合成分のコード変換は、配合因子ではない因子のコード変換とは異なります。しかし、配合因子ではない因子と同様に、配合因子をコード変換することでパラメータ推定値の解釈がしやすくなります。第 “擬似成分のコード変換”を参照してください。
図A.19 「配合」列プロパティのパネル
「擬似成分」とは、元の成分を1次式で変換したものを指します。Sを、配合成分の和とします。i個の列、に「配合」列プロパティが割り当てられているとしましょう。これらの列と、これらの列から成る効果を「モデルのあてはめ」ウィンドウで効果として追加する場合を考えてみます。
[最小擬似成分のコード変換]と[最大擬似成分のコード変換]の両方を選択した場合、「モデルのあてはめ」プラットフォームは、(S – L) < (U – S)なら最小擬似成分のコード変換、 そうでない場合は最大擬似成分のコード変換を行います。