「因子」アウトラインへの入力が完了したら、[続行]をクリックします。すると、「因子の制約を定義」アウトラインが開きます。このアウトラインでは、因子の水準に対して、許可しない組み合わせを指定できます。制約をロードした場合、またはスクリプトの一部に制約を含めた場合を除き、デフォルトでは、制約を[しない]オプションが選択されています。次のいずれかのオプションによって、何らかの制約を指定することができます。
このオプションは、データフィルタを使って許可しない組み合わせを指定します。データフィルタの詳細については、『JMPの使用法』の「JMPのレポート」章を参照してください。
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「フィルタ因子の追加」リストで因子を選択し、[追加]をクリックします。
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メモ: 「フィルタリングする因子の追加」にある赤い三角ボタンのメニューは、各種プラットフォームの起動ウィンドウにある「列の選択」パネルのメニューと同じです。詳細については、『JMPの使用法』の「はじめに」章を参照してください。
1つの因子を削除するには、赤い三角ボタンのメニューにある[削除]を選択します。
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[ブロック表示]は、各水準をブロックとして表示します。
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[リスト表示]は、各水準をリストの項目として表示します。
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[単一カテゴリ表示]は、各水準を1つずつコンボボックスで表示します。
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[チェックボックス表示]は、各水準をチェックボックス形式で表示します。
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因子名の下にテキストボックスを表示し、そこに入力した文字列を因子水準の中から検索します。Enterキーを押すか、テキストボックスの外をクリックすると、検索が開始されます。[検索]を一度選択すると、赤い三角メニューに次のような検索オプションが追加されます。
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[検索をクリア]は、検索処理の結果をクリアし、パネルを元の状態に戻します。
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[大文字/小文字を区別]は、入力した文字列の大文字と小文字を区別して検索します。
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[指定の文字列を含む]は、入力した文字列を含んだ値を検索します。
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[指定の文字列を含まない]は、入力した文字列を含まない値を検索します。
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[指定の文字列で始まる]は、入力した文字列で始まる値を検索します。
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[指定の文字列で終わる]は、入力した文字列で終わる値を検索します。
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式を作成する際、水準名は引用符で囲んで指定してください。水準番号(1,2,3,…)を使用しないでください。たとえば水準名を引用符で囲んだスクリプトウィンドウは、電話インターフェースの例(第 “スクリプトで許可しない組み合わせを指定”)で入力したスクリプトです。
図20.19 水準名を引用符で囲んだスクリプトウィンドウ