仮定したモデルに含まれていない効果が、応答に影響しているケースもあります。「交絡項」(alias term)アウトラインには、仮定したモデルには含めなかったものの、モデル項の推定値にバイアス(偏り)を与える可能性がある効果を指定してください。計画を生成すると、「計画の評価」の下に「交絡行列」アウトラインが表示されます。交絡行列(alias matrix)は、「交絡項」アウトラインで指定した効果が、パラメータ推定値のバイアスに与える大きさを示したものです。詳細については、交絡行列を参照してください。
デフォルトでは、「交絡項」アウトラインには「モデル」アウトラインに含まれていない2次交互作用効果が(ブロック因子に関連するものは除いて)すべて含まれます。「交絡項」には、ボタンによって効果を追加できます。ボタンを使って「交絡項」に効果を追加する方法については、第 “モデル”を参照してください。
「交絡項」テーブルには、デフォルトですべての2次交互作用が含まれます。[交互作用]>[3次]を選択すると、3次の交互作用を追加できます。
図4.22 「交絡項」アウトライン
「計画の生成」アウトラインで[実験の回数]を6に設定し、[計画の作成]をクリックすると、「計画の評価」アウトラインが表示されます。交絡行列を見るには、「計画の評価」アウトラインを開いて、その下にある「交絡行列」アウトラインを開きます。交絡行列を参照してください。
図4.23 交絡行列