この節では、「決定的スクリーニングのあてはめ」プラットフォームで使用されている効果的モデル選択(effective model selection)の概要を説明します。詳細については、Jones and Nachtsheim(2016)を参照してください。
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YMEは、主効果および偽因子に基づきYの回帰を行って得た予測値です。
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YMEは、主効果と偽因子に対してYを回帰することにより得た予測値です。なお、決定的スクリーニング計画は折り重ね構造になっているので、この主効果部分にブロック因子は含められません。ブロック因子はY2ndに含められます。
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ステージ1: 応答YMEを使って、主効果を特定する。このステージでは、応答に影響している主効果(有効な主効果)を特定します。
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ステージ2: 応答Y2ndを使って、2次効果を特定する。このステージでは、ステージ1 で有効であると特定された主効果を含む2次効果をすべて検討して、その中から有効と思われる2次効果を特定します。
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3.
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この閾値を下回るp値を持つ主効果がない場合は、有効な主効果がなく、有効な2次効果もないと結論付けられます。そして、この時点で、処理を終了します。
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1.
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YMEを応答として使用し、効果の推定値の絶対値を大きい順に並べます。
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3.
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最小のp値を持つモデルに含まれている効果が有効であると見なされます。
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4.
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こうして有効な主効果を特定した後、有効でない主効果の変動を、誤差分散の推定値の計算に用います。この時も、YMEを応答として使用します。
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1.
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まず、ステージ1の誤差推定値をもとに、Y2ndの変動を検定し、2次効果に起因する変動があるかどうかを調べます。
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この検証のp値が閾値より大きい場合には、応答に影響している2次効果(有効な2次効果)はないものとして、この時点で処理を終了します。
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3.
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各kについて、サイズkの組み合わせにおいて、RMSEが最小となる組み合わせを取り出します。そして、そのRMSEを、ステージ1のRMSEと比べます。
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4.
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この処理を、ステージ1のRMSEより小さくなるkが見つかるまで続けます。
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5.
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この最終的なkの値より1つ前の組み合わせに含まれるものが、有効な2次効果であると見なされます。
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