計画のレゾリューション(解像度)は、計画における完全交絡の度合いを示します。スクリーニング計画は、実験回数と計画のレゾリューションの間にトレードオフの関係があります。
実験は、レゾリューションに応じて以下のグループに分類できます。
最小逸脱(minimum aberration)の基準を満たした計画では、与えられたレゾリューションにおいて存在する完全交絡の個数が最小になっています。「最小逸脱の基準」とは、同じレゾリューションである複数の計画から、その最も低次元の完全交絡関係を表す関係式の個数が最小である計画を選択するという基準です。ここで、関係式に含まれるものをワード(word; 語)と呼びます。ワードについては、第 “生成ルールを変更”を参照してください。最小逸脱の基準を満たした計画に関する議論については、Fries and Hunter(1984)を参照してください。