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「チャート」プラットフォームの使用例
ここでは、生徒の平均身長を年齢ごとにプロットする例を紹介します。
1.
［ヘルプ］>［サンプルデータライブラリ］を選択し、「Students.jmp」を開きます。
2.
［グラフ］>［旧機能］>［チャート］を選択します。
3.
「身長」を選択し、［統計量］をクリックします。
4.
統計量のメニューから［平均］を選択します。
5.
「年齢」を選択し、［カテゴリ, X, 水準］をクリックします。
図14.2 入力が完了した「チャート」起動ウィンドウ
6.
［OK］をクリックします。
図14.3 年齢別の平均身長
この棒グラフから、次のことがわかります。
•
生徒の平均身長は年齢とともに高くなる。
•
身長が最も伸びるのは、年齢が最も低い時期である。
•
年齢の高い生徒の場合、平均の変化は小さい。
平均身長の変化は、男子生徒と女子生徒とは差があるかもしれません。
7.
「チャート」の赤い三角ボタンをクリックし、開いたメニューから［やり直し］>［分析の再起動］を選択します。
「チャート」起動ウィンドウが、すでに入力が完了した状態で開きます。このまま［OK］をクリックすれば、先ほど作成したものと同じチャートができあがります。
8.
「その他の役割」を開きます。
9.
「性別」を選択し、［グループ変数］をクリックします。
10.
［OK］をクリックします。
図14.4 性別でグループ分けした年齢別の平均身長
この2つの棒グラフを見ると、男女間で差があるという予想が正しいことがわかります。女子生徒の平均身長は、早い段階で伸び、その後は安定します。男子生徒の平均身長は、全体に伸びが大きく、年齢が上がってからも伸び続けます。