このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


Yとグループの両方に対し、重ね合わせをオフにします。各Y、各グループごとにプロットを作成します。このオプションは、Y変数が1つでグループ変数がない場合を除き、デフォルトでオフになっています。Y変数が1つでグループ変数がない場合は、重ね合わせに関するオプションがすべて使用不可能になります。
各プロットに独自の軸を割り当てます。[軸を別々に表示]オプションがオフになっているときは、縦に並んだプロットが1本のX軸を共有し、横に並んだプロットが1本のY軸を共有します。デフォルトではオンになっています(複数のプロットが表示されている場合を除く)。第 “軸を別々に表示”を参照してください。
Xのそれぞれの値におけるYの最高点と最低点が、両端にバーがついた線でつながれます。[垂線][範囲のプロット]の2つのオプションは、同時にオンにすることができません。
以下のオプションについて詳しくは、『JMPの使用法』の「JMPのレポート」章を参照してください。
グループの重ね合わせ: オフの場合(左)とオンの場合(右)は、1つのX変数、1つのY変数、1つのグループ変数を使用した重ね合わせプロットで[グループの重ね合わせ]オプションをオンにしたときの様子です。グループ変数には水準が2つあります。左のプロットでは、[グループの重ね合わせ]がオフになっているため、グループ変数の水準ごとに個別のグラフが作成されています。右のプロットでは、[グループの重ね合わせ]がオンになっているため、1つのグラフが作成され、グループ変数の水準が色とマーカーで区別されています。グラフの下に水準を区別するための凡例があります。
図5.6 グループの重ね合わせ: オフの場合(左)とオンの場合(右)
軸を別々に表示: オフの場合(左)とオンの場合(右)は、1つのX変数、2つのY変数を使用した重ね合わせプロットで[軸を別々に表示]オプションをオンにしたときの様子です。[Yの重ね合わせ]オプションがオフになっているため、Y変数それぞれに対して個別のプロットが作成されています。左側のプロットでは、[軸を別々に表示]がオフになっていて、2つのグラフが1つのX軸を共有しています。右側のプロットでは、[軸を別々に表示]がオンになっていて、グラフごとに個別のX軸が使用されています。
図5.7 軸を別々に表示: オフの場合(左)とオンの場合(右)