[プロファイル]、[等高線プロファイル]、[曲面プロファイル]を使用すると、あてはめたモデルについてより深く考察することができます。プロファイルを呼び出すオプションを選択するには、「対数線形分散によるあてはめ」の赤い三角ボタンをクリックし、[プロファイル]メニューでオプションを選択します。
たとえば応答の平均を35程度に合わせながら、同時に、分散を最小化したいとします。モデルをあてはめ、レポートのメニューから[プロファイル]を選択します。また、平均に対する満足度関数を、31を目標値にするように変更します。 目標値に合わせ、分散を最小化するためのプロファイルと予測区間は、平均を目標値に合わせ、分散を最小化するためのプロファイルです。
1.
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[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「InjectionMolding.jmp」を開きます。
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2.
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[分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。
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3.
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[実行]をクリックします。
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4.
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「対数線形分散によるあてはめ」のタイトルバーにある赤い三角ボタンをクリックし、[プロファイル]>[プロファイル]を選択します。
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5.
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「予測プロファイル」の赤い三角ボタンのメニューから、[最適化と満足度]>[満足度の設定]を選択します。
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7.
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[OK]をクリックします。
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8.
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2つ目の「応答目標」ウィンドウで[OK]をクリックします。
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9.
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「予測プロファイル」の赤い三角ボタンのメニューから、[最適化と満足度]>[満足度の最大化]を選択します。
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10.
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「予測プロファイル」のタイトルバーにある赤い三角ボタンをクリックし、[予測区間]を選択します。
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個々の予測値がもつ分散には、応答値Yの分散も含まれており、Yの分散がどのように変化するかも見ることができます。個々の予測値に対する信頼区間は、平均に対する信頼区間よりも幅が広いだけでなく、分散に対する効果によって形状が変化します。