レポートの先頭以外にも、赤い三角ボタンのあるタイトルバーを持つレポートウィンドウがあります。これら赤い三角ボタンは、プロファイルなど、そのレポートだけに適用するオプションを持つレポートアイテムに表示されます。これらの赤い三角ボタンのメニューにあるオプションを実行するには、Get Scriptable Objectメッセージを使用します。次の例は、「寿命の一変量」レポートを作成し、その後、「ハザードプロファイル」の赤い三角ボタンのメニューにある[信頼区間]オプションを無効にしています。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Reliability/Fan.jmp" );
obj = dt << Life Distribution(
Y( :時間 ),
Censor( :打ち切りの有無 ),
<< Fit Lognormal
);
// 対数正規分布を使って「寿命の一変量」レポートを実行する
haz_prof = ( report( obj )[ "ハザードプロファイル" ] << Get Scriptable Object);
// 「ハザードプロファイル」の赤い三角ボタンのメニューへの参照を取得する
haz_prof << Confidence Intervals( 0 );
// ハザードプロファイルの信頼区間を無効にする