第 “クラスター分析の例”の「Birth Death Subset.jmp」について検討してみましょう。
「Birth Death Subset.jmp」の「樹形図」レポートでは、クラスターが4個である位置にひし形が設定されています。クラスターが4個になる直前で結合されたクラスターは、「Algeria」から「Bangladesh」までで構成されるクラスターと、「Iraq」から「Saudi Arabia」までで構成されるクラスターです。ひし形でクラスターを4個にしたときの距離グラフに、これら2個のクラスター間の距離が示されています。この距離の数値は、「クラスター分析の履歴」レポートにおいて、「クラスター数」が「4」である行に表示されています。その数値は1.618708760です。これは、4個のクラスターが形成されるときに結合された2つのクラスター(「Algeria」で始まるクラスターと、「Iraq」で始まるクラスター)の距離です。