そのような場合には、各応答変数に対して別々の満足度関数を指定してください。複数の応答変数に対する全体の満足度関数は、各応答変数の満足度関数の幾何平均として定義されています。複数の応答変数に対する全体の満足度関数の詳細については、Derringer and Suich(1980)を参照してください。
満足度関数を使うには、「予測プロファイル」のタイトルバーにある赤い三角ボタンをクリックし、メニューから[最適化と満足度]>[満足度関数]を選択します。
このコマンドによって、プロット行列の一番下に新しい行が追加され、満足度をグラフ化したものが表示されます。予測プロファイルの満足度関数にあるとおり、この行は各因子の満足度トレースを示すプロットから成ります。さらに、各Y変数の満足度関数を調整するための列も追加されます。全体の満足度の値は、満足度トレースの行における縦軸の左側に0~1の範囲で表示されます。
図3.9 予測プロファイルの満足度関数