このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


最大化のための満足度関数は、満足度関数を示しています。
満足度関数のデフォルトは最大化(望大特性。「大きければ大きいほど良い」)です。「高」の制御点は、Yが最大で、満足度が最高(ほとんど1)の位置に置かれます。一方、「低」の制御点は、Yが最小で、満足度が最低(ほとんど0)の位置に置かれます。
図3.10 最大化のための満足度関数
「最適値」となる目標値を指定します(望目特性)。次図の例では、「中」の制御点が、Yが70で、満足度が最高(1)の位置に置かれています。また、「低」と「高」の制御点は、それぞれYが40と100程度で、満足度が0の位置に置かれています。このような設定は、Yが40や100に近づくほど、望ましくない状態になることを示しています。
図3.11 目標値に合わせるための満足度関数
図3.12 最小化のための満足度関数
メモ: 最大化または最小化の満足度関数の高低いずれかの制御点を中間点のY値の向こう側にドラッグすると、点が逆の方向に並び、最小化は最大化に、最大化は最小化に変わります。