JMP 14.2オンラインマニュアル
はじめてのJMP
JMPの使用法
基本的な統計分析
グラフ機能
プロファイル機能
実験計画(DOE)
基本的な回帰モデル
予測モデルおよび発展的なモデル
多変量分析
品質と工程
信頼性/生存時間分析
消費者調査
スクリプトガイド
スクリプト構文リファレンス
JMP iPad Help (英語)
JMP Interactive HTML (英語)
機能インデックス
JMP統計機能ガイド
このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは
https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2
からご覧いただけます。
予測モデルおよび発展的なモデル
•
曲線のあてはめ
• 「曲線のあてはめ」のオプション
前へ
•
次へ
「曲線のあてはめ」のオプション
「曲線のあてはめ」の赤い三角ボタンのメニューから、次のいずれかのモデルを選択できます。詳細については、
第 “モデル式”
を参照してください。
多項式
多項式をあてはめます。1次式(直線)から5次式までが用意されています。
シグモイド曲線
ロジスティック曲線・プロビット曲線・Gompertz曲線・、Weibull曲線といったモデルをあてはめます。これらの曲線はS字型で、上側と下側に漸近線があります。ロジスティック2P・3P・4P、およびプロビット2P・4Pは対称です。ロジスティック5Pモデルと、2つのGompertzモデルは非対称です。ロジスティック2Pは、応答変数のデータ値が、0以上1以下である場合にだけ使用できます。Weibull成長曲線が利用できるのは、応答変数と説明変数の値が非負の場合だけです。シグモイド曲線の例としては、学習曲線や、腫瘍の成長を示すモデルが挙げられます。シグモイド曲線は、最初のほうは上昇が大きく、やがて上昇が緩やかになっていきます。
指数 成長と減衰
指数、双指数、単分子成長のモデルをあてはめます。「指数 2P」は漸近線が0に固定されていますが、「指数 3P」ではその漸近線が推定されます。双指数モデルは、成長過程(もしくは、減衰過程)を表す指数関数が2つあります。単分子成長モデルと指数3Pモデルは常に増加しますが、モデルには漸近線があり、成長率は鈍化します。指数成長モデルの例としてはウイルスの拡散、指数減衰モデルの例としては薬物の半減期が挙げられます。
ピークモデル
Gauss型ピークとLorentz型ピークのモデルをあてはめます。これらのモデルは、ピークまで増加し、その後減少します。Gauss型ピークモデルは、正規分布の確率密度関数のスケールを変更したものです。Lorentz型ピークモデルは、Cauchy分布の確率密度関数のスケールを変更したものです。これらの曲線は、一部の化学濃度における測定や人工ニューラルネットワークで利用されています。
薬物動態モデル
1コンパートメント経口投与、2コンパートメント急速静注モデル、および双指数 4Pのモデルをあてはめます。このオプションは、体内の薬剤濃度をモデル化するときに使用します。
Michaelis-Mentenのあてはめ
Michaelis-Menten生化学動態モデルをあてはめます。このモデルは、基質濃度に対する酵素反応速度を表したものです。
以下のオプションについて詳しくは、『JMPの使用法』の
「JMPのレポート」章を参照してください。
ローカルデータフィルタ
現在のレポートにおいて、データをフィルタリングするローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By 変数の全水準に対するレポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。