赤い右上がりの直線は、多重性の調整を行っていないp値がFDR法で有意となる閾値を示します。FDR調整p値が青い線を下回る場合、未調整のp値は赤い線を下回ります。このため、調整前と調整後のいずれのp値を見ても、FDR法で有意となっている検定を読み取ることができます。
FDR PValue Plotは、「Probe.jmp」サンプルデータテーブルの「FDR PValue Plot」です。一部の検定は、通常のp値だと「有意差あり」ですが、FDR法では「有意差なし」と判断されます。
図18.5 FDR PValue Plot