このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


故障がまったくないデータの場合には(すべての観測値が右側打ち切りデータである場合には)、[故障ゼロの場合はWeiBayes分析のみ]の環境設定がオンになっていると、 Weibayesレポートが表示されます。第 “故障がまったくないデータに対するWeibayes分析の例”を参照してください。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Reliability」フォルダにある「Weibayes No Failures.jmp」を開きます。
2.
[分析]>[信頼性/生存時間分析]>[寿命の一変量]を選びます。
3.
「時間」[Y, イベントまでの時間]に指定します。
4.
「打ち切りの有無」[打ち切り]に指定します。
5.
「度数」[度数]に指定します。
6.
「信頼区間の方法」を[尤度]にします。
7.
[OK]をクリックします。
特別な「寿命の一変量」レポートが表示されます。[Weibayes][Weibull βが選択されているはずです。
8.
Weibull分布のβが既知だとして、その値に「1.5」を入力します。
9.
[更新]をクリックします。
図3.21 故障ゼロのデータの「寿命の一変量」レポート
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Reliability」フォルダにある「Weibayes One Failures.jmp」を開きます。
2.
[分析]>[信頼性/生存時間分析]>[寿命の一変量]を選びます。
3.
「時間」[Y, イベントまでの時間]に指定します。
4.
「打ち切りの有無」[打ち切り]に指定します。
5.
「度数」[度数]に指定します。
6.
「信頼区間の方法」を[尤度]にします。
7.
[OK]をクリックします。
8.
「分布の比較」レポートで、[Weibull]分布を選択します。
10.
「分布パラメータの指定」レポートで[Weibayes][Weibull βを選択します。
11.
既知のWeibull β値として「1.5」を入力します。
12.
[更新]をクリックします。
14.
カーソルをY軸の一番上に置きます。カーソルが手のひらツールに変わります。最上部の目盛りが0.5になるまで、手のひらツールを下にドラッグします。
図3.22 故障数1のデータの「寿命の一変量」レポート