JMP 14.2オンラインマニュアル
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信頼性/生存時間分析
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再生モデルによる分析
再発するイベントの度数やコストをモデル化する
「再生モデルによる分析」は、ユニットやシステムにおいて故障が繰り返し起こる場合や、人において同じ疾患が再発するデータを分析します。たとえば、製造業において、故障したユニットを修理して、また稼動させる場合などです。ユニットがまったく使えなくなるまで修理を繰り返すと、故障が複数回起こることになります。
腫瘍が再発するぼうこう癌患者の治療プロセスなど、医療分野における長期にわたる疾病の継続的治療のデータなども再生モデルで分析できます。
再生モデルに基づく分析では、ユニットあたりの合計コストを時間の関数として示したMCF(mean cumulative function; 平均累計関数)が計算されます。コストとは、修理の回数を指すだけのこともあれば、実際に修理にかかった費用を指すこともあります。
図6.1
「再生モデルによる分析」の例
目次
「再生モデルによる分析」プラットフォームの概要
「再生モデルによる分析」プラットフォームの例
「再生モデルによる分析」プラットフォームの起動
「再生モデルによる分析」プラットフォームのオプション
モデルのあてはめ
「再生モデルによる分析」プラットフォームの別例
ぼうこう癌の再発の例
船舶用ディーゼルエンジンの例