効果の階層性(effect hierarchy)の原則は、「応答変数の変動の多くは、主効果(1次効果)だけによって説明できる傾向にある」という原則です。この原則では、2次効果、つまり、交互作用項や2乗項は、主効果よりも影響が弱いと仮定します。より高次の項に関しても、高次になるほど効果が弱くなると仮定します。
モデルをあてはめる段階においても、主効果は2次効果よりも、2次効果は3次効果よりも重要であると仮定することが多いです。つまり、より低次の効果ほど重要であると仮定することが多いです。